12月1日の読売新聞に「防衛大の棒倒し」の記事が載っていました。
思わず読んで、なんだか懐かしくなりました。
私の母校にも、運動会に「棒倒し」の競技がありました。
二つの陣地に立てた棒をどちらが先に倒すかというものですが、記事にもありましたが、棒を支える者・守る者・倒しに行く者が入り乱れ「足蹴り・タックル・羽交い締めなどあり」の結構激しい競技でした。
何年か置きの同窓会に行くと、30年以上経っているのに今でも運動会や棒倒しの話題で盛り上がります。
「たかが運動会で!?」と思われるかもしれませんが、確かに皆で熱くなった一大イベントでした。中高一貫の男子校でしたが、クラス対抗で赤・白・青・黄・緑・紫・橙・黒組と色分けし、6年生(高3)が各学年の下級生の体力トレーニング・競技指導に連日あたりました。そんな縦割りの繋がりも強く、OB会で後輩に会うと「先輩は何組でした?」と合言葉のように聞かれたりします。騎馬戦・リレーなどの競技もありましたが、やはり花は高2・高3の「棒倒し」です。同窓会では当時の記録係が8ミリフィルムを持ってきて「棒倒し」の映写会をよくしますが、何度か見てるのにその度に数十年前の皆で共有していたその時間・場面に引き戻されてしまいます。
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