浅草寺 花祭りと五重の塔

浅草寺の五重の塔へ登ってきました。

年3日だけ塔の最上階に上がれますが、今日「花祭り」の日もその内の1日です。(でも御免なさい、中に入れるのは地元の一部の人だけです。)


お昼休みに、浅草寺に参拝しに行ってきました。仲見世の途中の浅草寺幼稚園の桜も、花祭りにふさわしく八分咲きになっていました。本堂の周辺では様々な草花で飾った花御堂(はなみどう)が幾つか置かれ、誕生仏に甘茶をかけて拝む方々でにぎわっていました。私も、振る舞われた甘茶をいただき参拝したあと、いよいよ五重の塔へ向かいました。

 

さて、浅草寺の五重の塔ですが、先日の地震で塔の先端の装飾が落下したと新聞の記事にのっていました。寺のお坊さんに聞いてみたところ「先端の相輪という装飾の最上部に玉が二つ乗っていますが、上の玉が落下した」ということでした。


右の画像は今日撮影したものの右側に以前の撮影画像を並べてみたものです。分かりますか?確かに「宝珠」という上の玉が無くなってますね。 この玉1つで100Kgほどあるそうです。大事に至らなくてよかったですね。

五重の塔内部では狭い螺旋階段をぐるぐると登って行くようになってますが、これがマンションでいうと8~9階くらいの高さがあるそうで、結構な登りがいがありました。年配の方には大変だろうなと思いました。最上階では外の回廊に出て周りの景色が眺められます。浅草寺を上から眺めたり、宝蔵門とスカイツリーを並べてみたり、伝法院の庭園を上空から俯瞰することも出来ます。

 

 

ところで、伝法院の庭園ですが「浅草寺にこんな庭園があったのか?」と思われるかもしれません。そうです、この庭は普段は一般公開していません。ただし、今月の28日までは、特別に見ることが出来るんですよ。


浅草寺平成本堂大修繕記念の一環で「大絵馬寺宝展と庭園拝観」が開催されています。大絵馬も珍しく見る価値があると思いますが、この庭園は小堀遠州により作庭されたと伝えられる廻遊式のすばらしいお庭です。 是非この機会にいらしてみてはいかがですか。

(大絵馬寺宝と庭園拝観の詳細情報