アイスのお話の続きです。
「大変なのでもうやりたくない」と父が言っていたアイス製造を、なぜ復活させたいと思ったかというと---
私には忘れられない味があります。それを作ってみたい、皆さんにも味わっていただきたいと思うのです。
子供のころ、父がアイスを作り終わり、製造機の撹拌の羽根を引出してヘラでアイスを落としたあと、この細長い板状の羽根に少し残ったアイスを食べさせてくれました。これがなんて美味しかったこと! スプーンやヘラで食べるのではなく直接舐め廻したいくらいでした。あずきやバニラの味と香りは濃く 、それでいてなめらかで やさしい甘さのさっぱりとしたアイスでした。
さて、アイスの自家製造を復活させるには製造機械を手に入れなければなりません。 これがそれ程簡単なことではありませんでした。--長くなりそうなので続きはまたの機会に---- >アイスのお話(3)へ
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popmate (火曜日, 02 8月 2011 03:10)
昨日閉店間際に散々迷って小豆のアイスをいただくことができました。
ご主人さんの話を聞いて、食材へのこだわり等に愛情めいたものさえ感じました。
市井の名もなき人間ですが、また食べにいきたいです。
浅草に行く際には、また寄らせてくださいね。
asakusa-nishiyama (日曜日, 07 8月 2011 12:48)
popmateさま、ありがとうございます。
そのようなコメント書いていただくと
アイスを作っていて良かったなと思いますし
作ることに張り合いがでます。
また、季節のアイスなど新作も心を込めて作っていきますので
ぜひまたおいで下さい。